ルクア大阪は、今年もStudy:大阪関西国際芸術祭のエキシビションプログラムに参画し、館内では前回の芸術祭から累計5000人が来場した「拡張される音楽」や「共に在る音楽」を手がけた佐久間洋司による
アート企画展「思弁的な音楽/物語派」を9月に開催を予定しております。
4月9日からはルクア大阪館内でアートサイネージの放映がスタート!
アート企画展「思弁的な音楽/物語派」の参加アーティストによる
“ここしか見られないショートムービー作品”を館内のサイネージで放映をいたします。
毎月新しいアーティストさんによる特別な映像をぜひお楽しみください。
4月「アイノムジカ」(sekai×原口沙輔)
※5月以降のアーティストは順次発表予定
昨年末、「共に在る音楽」にて披露されたsekaiと原口沙輔による「アイノムジカ」の冒頭をサイネージで公開中。
人間がつくった愛(アイ)のある音楽と、AI(アイ)がつくった音楽の存在感の違いに想い馳せてください。
「アイノムジカ」の冒頭ショートムービー1
解説(キュレーター:佐久間洋司)
前回のStudy:⼤阪関⻄国際芸術祭 vol.3で開催された「拡張される音楽」、それに続き昨年に東京・虎ノ門で開催された「共に在る音楽」に続く企画展シリーズとして「思弁的な音楽」を開催する。いずれの企画展も、主要な作家はインターネットを舞台に活躍するクリエイターたちである。ショート動画の台頭に始まるインスタントな刺激が社会を席巻するなかで、現代アートが若者や大衆への影響力を失いつつある。そんな時代に、依然としてクリエイティブな影響力を発揮し続けているインターネット音楽の担い手たち。彼らと共に、社会における意識変革、行動変容を促すようなエンターテイメントを設計することが、新しいアートの価値になると信じてこれらの企画展を開催してきた。本祭となる2025年の⼤阪関⻄国際芸術祭では、彼らの物語る力に焦点を当て、善い未来をつくるための人類のエンジンとしてのアートを制作いただいており、LUCUAや大阪ステーションシティをはじめとする様々な会場で開催される。


Study:大阪関西国際芸術祭とは
「アート×ヒト×社会の関係をStudyする芸術祭」です。
「ソーシャルインパクト」をテーマに掲げ、文化芸術による経済活性化や社会課題の可視化を目指し過去3回開催。
4回目となる2025年は、大阪・関西万博会場(夢洲)をはじめ大阪・関西万博と並行した
2025年4月から10月にかけて大阪を中心に関西一帯で開催します。
詳しくはこちら → https://osaka-kansai.art/products/kitaarea
拡張される音楽とは
インターネットで活躍する人気クリエイターたちに、現代アートの新しい価値を提示することを目指してもらった「拡張される音楽」。身体の拡張たるメディアによって記録と再生が可能になったことにより、本来はその瞬間のみに存在していた音楽が何度でも同じように味わえるようになった。インターネットにおける再現性の高さはそれに拍車をかけ、一瞬のみに宿る奇跡も失われた。メディアとインターネットの強みを最大限に発揮したクリエイターたちが、現代における“一回性”を復興することが企画展のコンセプトで、11日間で3000人以上の方に来場いただいた。
「拡張される音楽(Augmented Music)」(2023年、大阪関西国際芸術祭・2024年、SIGNAL/出展作家:たなか、椎乃味醂、はるまきごはん、フロクロ、sekai、x0o0x_)
「共に在る音楽(Coexisting Music)」(2024年、SIGNAL/出展作家:椎乃味醂、フロクロ、sekai、x0o0x_、煮ル果実、原口沙輔、ももえ)